夜尿症 5年生の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
11歳 男の子
小学校5年生になるが、夜尿症が治らないため何とかして治したいとお母様と来店されました。
話を伺うと1週間のうち5日ぐらいは失敗してしまうようです。
ご本人様もお母様もとても心配なされています。
体も細く色黒で、風邪をひきやすく、一回風邪をひくと中々治らないそうです。
酷い時は抗生物質を2か月ほど飲み続けていた事もあるそうです。
食事内容を伺いますと暑くなり冷たい物が多くなるそうです。
疲れはあまり感じないそうです。
中国医学的に診ますと『肺脾両虚(はいひりょうきょ)』『腎陽虚(じんようきょ)』の状態と考えます。
免疫力を高めて肺系と胃腸系を補う漢方と、腎を温めながら補う漢方をおすすめしました。
すると1か月飲んで頂いてから2週間で失敗した回数は2回ほどに減ってきているという報告を受けました。
ご本人様もお母様もすごく喜んで頂いております。
また、いつもちょっと無理をしたら熱を出して風邪をひいていたのに、風邪をひきにくくなってきたみたいとおっしゃられています。
体力も少しずつついてきているようで、続けていただいております。
夜尿症の原因はいくつかあります。
体力不足、冷え、ストレス、陰液不足など原因があります。
ひとりひとり自覚症状や体質が違う為、病名が同じでも漢方薬が違ってきます。
色々試したがうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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